心理学といえば「大学などで学ぶもの」というイメージが強く、習い事として習えることをご存じでない方が多いと思います。
まだポピュラーな習い事ではないですが、心理学を趣味として学ぶことができる教室があります。
「心理学ってどんな場面で使えるの?」という疑問をよく耳にしますが、日常生活の中で心理学を利用できる場面は意外とあります。
たとえば達成したいことがある場合、それを周りの人に言うだけで成功率が上がるというのを聞いたことがあります。
言うことによって「失敗できない」と自らプレッシャーと掛けることによって「絶対に成功させる」と無意識に思うようになるそうです。
また心理学は初対面の人でも生じるそうで、心理学を今までまったく知らなかった私が興味を持ったのは「ハロー効果」というものです。
ある対象を評価するときにひとつ目立った特徴があると対象のイメージがその特徴に引きずられて事実とは異なった印象を受けることです。
有名大学を出ていたりスポーツに優れている人と会った場合、その情報だけで人格的にも優れていると判断してしまうことです。
CMで芸能人自身がその商品を使用したことがないにもかかわらず、出演しているだけでその商品のイメージが良くなるのもハロー効果です。
またCMに出ている芸能人が不祥事を起こしたとき、商品自体には何も不満がなくてもその商品が嫌いになってしまうというのもあります。
心理学と聞くと難しいものと思ってしまいがちですが、実はこんな簡単なことから始めることができます。