ダイエット中、間食は何を食べるべきか?
ダイエットしているときの間食ほど、ダイエットを邪魔するものはありません。
間食を摂れば余計なカロリーが増えるのでいつまでたっても体重は減りません。
しかし、カウンセリングにくる多くの方が間食をしています。
だからと言って、
それをいきなりやめてください、といのうは実は今までずっと間食をしてきた人にとっては難しい課題になります。
ではどうすればよいか?
私がいつもお勧めしているのは、甘いものからそうでないものへのシフトです。
具体的に言うと、チョコやグミ、クッキー、あめ等、炭水化物系の間食をいつも食べている人がいたとしたら、
それを主にたんぱく質に変えてもらうのです。
お仕事をしていて、回りにコンビニしかない状態の方が比較的多いので、コンビニでも購入できる炭水化物以外のおやつに変えてもらっています。
コンビニで買える炭水化物以外のおやつは、裂けるチーズ、ナッツ、から揚げ、するめなどをお勧めしています。
ただ、これらは万能ではありません。
あくまで、いつも間食をしていて、かつ甘いものを食べていた方へのお勧めおやつです。
甘いものを摂るよりは、まだ脂を摂ってもらう方がマシという考えの下にから揚げをいれています。
甘いものを摂り続けていれば、糖分のエネルギーを多く保持していることになります。
ダイエットを成功させるには、糖から摂取したエネルギーと脂肪として持っているエネルギーのうち、糖エネルギーを消費させ、すっからかんにして、脂肪エネルギーを必ず使わないといけない状況を作ることが大切です。
実はこのことを理解せず、やみくもに運動をしてカロリーを消費すればいつか脂肪がなくなるだろうという考えを持っている人が多いです。
カロリー消費だけの運動はあまり意味がありません。
それよりも筋肉をつける運動=筋トレが有効です。
このように想像してみてください。
昼食を抜いた人が、夕食前に頑張って頑張って運動して200kcalカロリーを消費したとします。
しかし、運動前にはコンビニで買った100円ほどのチョコ1袋を食べていたとします。
チョコのカロリーは250kcalだったとします。
夕食前運動を続けてついに1ヶ月経ちました。
この方、体重は減ったでしょうか。
そう、ほとんど減ってないことが想像つくと思います。
運動で消費したカロリーは運動前に摂取したチョコの糖のカロリーです。
まずは、糖のエネルギーをその日に使い切ることが大切です。
そのため、エネルギーになりにくたんぱく質を、炭水化物の代わりに食べることが重要となってきます。
ただ、上述の食べ物のうち、
ナッツは塩分が多いのがネックです。
むくみの原因になりますので、できればナッツを食べた日の夕食は野菜を食べてカリウムを摂取してほしいです。
塩分であるナトリウムはカリウムと一緒になると水になって排出されます。